本ポータルサイトの運営主体である「栃木県グリーンツーリズムネットワーク」では、栃木県内で活躍するグリーンツーリズムや都市農村交流の実践者である会員向けの事業の企画運営を行っています。
今回は栃木市で様々な品種のイチゴの生産加工や摘み取り体験の受け入れを行っている観光農園アグリの郷さま(農業組合法人アグリテック栃木さま)に訪問し、施設の取り組みについてお話を聞かせて頂き、地域の観光資源とネットワーク会員のノウハウを掛け合わせてできることについて意見交換を行いました。
事務局含め約30名の参加者が集まり、アグリの郷の堀金さんの案内のもと施設見学を行いました。
同施設では「とちおとめ」「とちあいか」のほか、「とちひめ」と呼ばれる希少な品目も生産しています。
管理が非常に難しく、出荷も難しいということですが、希少ないちご狩りができると聞きつけて、とちひめの収穫体験を希望する方からの問い合わせが多いそうです。
参加者からは、観光客への広報の取り組み状況や顧客の属性、体験料や運営上の課題などについて活発な質問や意見が飛び交いました!
アグリテック栃木さまでは生産した大豆を利用して、味噌づくり体験の企画運営も行っており、運よく体験の様子を見学することもできました。
昼食休憩後は、会議室をお借りして意見交換会を行いました。
最初は塩谷グリーンツーリズム推進協議会と真岡グリーンツーリズム推進協議会から、面的に連携したグリーンツーリズムの取り組みについて話題提供を行い、農村振興課事務局からグリーンツーリズムのプランニングの基本的な考え方についてレクチャーが行われました。
その後グループをエリアごとに分け、地域資源を活用した高付加価値の体験プログラムや、各々が抱える課題意識などについて話し合いが行われました。
今回は観光いちご園連絡協議会からも参加いただいたため、会員間だけでなく、一次生産者の方とも繋がりを持つ機会となりました。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました!