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令和4年度グリーンツーリズムモニターツアーを開催しました!

令和5年2月9日(木)から12日(日)の4日間を利用し、栃木県グリーンツーリズムネットワークによるモニターツアー「とちぎの農村・里山の日常を満喫! あなただけの農村体験ツアー」を開催しました。

行程の大部分を参加者自身が組み立てて自由に周遊を楽しめる点が今回のコンセプト。
当初は秋口の実施を予定していましたが、参加者調整等の都合により2月の開催となりました。

今回は2組で計11名の方にご参加いただきました。
宿泊先として受け入れをお願いしたのは、塩谷町の旧熊ノ木小学校跡を利用した宿泊施設「星ふる学校くまの木」さん。

小学校の懐かしい雰囲気がそのまま残っており、参加者はすぐに施設を気に入ってくださったようでした。

1日目は事務局によるガイダンスとプランの検討。初めて栃木県を訪れた参加者もおり、くまの木の職員さんや事務局が体験について相談に乗ります。

ワーケーション推奨とした本ツアー参加者は、施設内でめいめいにテレワークにも取り組んでいただきました。

今回はwifiがつながっていれば問題にならない参加者ばかりでしたが、機密性の高いオンライン打ち合わせが想定される業界の方が利用する場合は別途対応が必要かも。。。というアドバイスも頂きました。

一日目はくまの木にてテレワークや星空観察をしながら過ごしました。

本格的に活動が始まる2日目の予報はなんと「豪雪」

朝から雪がちらつく中、参加者全員で塩谷町内にある渡辺農園さんへ。

渡辺さんは塩谷グリーンツーリズム推進協議会の会長も務めている、体験受入の大ベテランです。

今回は農家さんの日常体験として、種まきや野菜・鶏卵の収穫、昼食づくりをご一緒させて頂くことに。

渡辺さん一家に家族のようにサポートしていただきながら、手分けして食事を用意していきます。

参加者と渡辺さんご家族で協力して作った料理を頬張りながら、お話も弾みます。

今日訪問したばかりとは思えないくらい参加者と渡辺さんご一家も打ち解けたようでした。

渡辺農園さんを後にして、午後は一組はテレワーク。もう一組はくまの木の人気体験プログラムのうどん打ち体験へ。

スタッフの香野さんからレクチャーを受けてチャレンジです。

煉りのこだわりや麺の細さなど参加者それぞれの個性が垣間見えて、関係も深まったようでした。

夜遅くまで雪が降り積もり、事務局は命がけで雪道を帰宅しました。

雪も止んで快晴の3日目。

参加者の一組は大田原市鳥獣被害対策実施隊にお邪魔して、実際に狩猟で使う罠作りの体験へ。

タイミングよく(?)罠にイノシシがかかっていたということで、現場の見学をさせて頂く特典付きでした。

罠にかかるタイミングは運次第。一般ではなかなか見ることのできないイノシシに参加者は大興奮です。

見学後は団体の事務所にお邪魔し、獲物の足に輪をかけて捕まえる「くくり罠」つくりを体験させて頂きました。これもまた猟師の方以外は出来ない体験。メンバーの貝塚さんから丁寧に指導を受けながら作り上げました。

参加者が作った罠は団体に寄付させて頂きました。作った仕掛けが獣害対策の役に立ったら嬉しいですね。

体験後はシカとイノシシの食べ比べをしながら、実際の害獣捕獲に関する貴重なお話や写真などを見させていただきました。

普段の生活では絶対に出来ない体験に、参加者は忘れられない時間を過ごしたようでした。

最終日はアンケートに協力いただいたほか、栃木県でのグリーンツーリズム受け入れにあたっての意見交換にご協力いただきました。

参加者からは

・普通の生活ではできない体験ができた

・人の温かみを感じた。童心に返れた

・体験コンテンツもさることながら、地域の方との交流を通して非日常を経験できた

・生産者と会うことができ、暮らしのありがたみを感じられた

といった、体験内容に満足する意見が多数聞かれました。

その他にも、今回お世話になった団体に対して参加者の持つノウハウやネットワークで協力・連携できることについての意見や、次年度予定している長期のモニターツアーについての意見をたくさん頂くことが出来ました。

今回のツアーの内容を踏まえて、次年度はとちぎ県央エリアを舞台にモニターツアーを予定しています。詳細が決まりましたらこちらのブログでも紹介させて頂きます。

参加いただいた皆さま、宿泊受入頂いたくまの木さま、体験受け入れ頂いた団体の皆さま。ご協力いただき有難うございました!

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